持ち家を売却or賃貸に出す前に!掃除で必ず抑えておきべくポイント

| コメント(0)

分譲で購入した家でも、転勤やさらなる物件購入など、引っ越すことは多々あります。そこで問題になるのが今の家のその後。

引っ越し前に売れるなり借り主が見つかれば良いのですが、だいたいは転居後に決まるケースが多いようです。でも、転居した後の家にクリーニングなどで費用をかけるのももったいない。そこで持ち家からの引っ越しでは、「いかにきれいに退去するか」が重要になります。

以下、今回の話の目次です。


【目次】

・ 掃除をしないと数十万円ソンをする!?
・ ポイントは荷物の積み出し後!
・ 最初は「カビ」に注目!
・ 壁紙の張り替え費用はケチるな!
・ 掃除のポイント『まとめ』
・ お掃除グッズは残しておこう!
・ 人に貸すならクリーニング業者に頼むのが吉
・ できるだけクリーニング費用を安くあげる方法とは?
業者にお願いすべき掃除のメニューとは?


掃除をしないと数十万円ソンをする!?

家を賃貸に出すのならきちんとした業者にクリーニングをお願いしましょう。売りに出す場合は事前のクリーニングが必要ないとする場合も多いので、状況に応じて判断となります。


特に売却の場合、掃除は家の本質とは関係ないので「汚れていても良いのでは?」と思うかもしれませんが意外にそうでもありません。


数千万の買い物でも、ちょっとした汚れのおかげで評価が変わってしまうこともあります。買う方も人間です。汚れていると「もうちょっと安くても良いのでは」と思ってしまいます。


「汚れているから1%は値下げしてください」と言われたら、その1%は家の場合は数十万円に相当します。できる限りきれいに見せられるのなら、それに超したことは無いと考えましょう。


ポイントは荷物の積み出し後!


当たり前ですが退去前に家の掃除しましょう。ポイントは荷物の積み出し後に掃除することです。引っ越し作業自体でもかなりのホコリが発生しますが、一番問題なのは家具のあった場所。


ベッドの下やタンスの裏など、生活していてはなかなかきれいにできない部分があります。引っ越しの後で部屋を見回すと、家具のあった部分に大きな汚れがあることが分かると思います。汚れを見渡すことができる上、効率的に掃除できるのが荷物の積み出し後の掃除の特徴です。


最初は「カビ」に注目!

日本の住居で最も家に被害を与え、家の査定でもポイントになるのは「カビ」です。壁の中まで入り込んだような状況になると、その対策にはかなりの金額が必要になります。


逆に目に入るような部分のちょっとしたカビは、事前にきれいにしておくことで心証も良くなりますし、実際にその部分の持ちも良くなります。ちょっとしたカビが発生しやすい部分は温度差が大きかったり、湿度が高い部分で、日当たりの悪くなりがちなところ。


例えば南向き以外の窓の桟や、風呂場、トイレ。アルミサッシの縁にゴムパッキンがあると、その部分にカビが付く場合が良くあります。これはアルミサッシが朝晩の寒暖差で結露し、その水がゴムに溜まるためです。


このようなカビは、ゴムを濡れぞうきんで強く擦るだけでもかなりきれいに取れる場合があります。
これだけで見た目も実際の寿命も良くなるので、家を隅から隅まで見渡して、改善できるところが無いか確認しましょう。


よく使う窓にカビが生えて大変、と言うことはあまりありませんが、多いのは物置やタンスなどの裏になり、日常ほとんど使っていない窓です。


生活していると気になりませんが、引っ越し後はどの窓も同じようにチェックされます。日常の掃除と、こういった点検・清掃は全く見るポイントが異なると考えましょう。


壁紙の張り替え費用はケチるな!

持ち家なら壁に穴を開けて打ち付けていることも多いかと思います。また場合によっては壁紙が剥がれている部分があるかもしれません。こういった部分はできる限り直しておきましょう。


極端な話ですが、壁に穴が開いていても、壁紙の張り替えだけで数万で済む場合が多々あります。握り拳大程度の穴なら、壁に穴が開いた家を紹介するより、数万円で修繕した方が良いのは間違いないでしょう。


家の売却なら壁の釘などは問題ない場合もありますが、それも家としての統一感があればこそです。バラバラのアンカーで固定していると見た目はよろしくないので、外した方が良いと思います。この辺、正解は無いので自分が一番格好良いと思う形を選んでください。


最近では壁に傷の残らないアンカーが多数販売されています。こういった物なら引っ越し後にも転用できますし、壁や壁紙に何の処理もせずにそのまま引き渡せます。


我が家で使用している、小さな釘を使ったアンカーは、すでに3回の引っ越しを乗り越えて、まだ現役で使っています。このアンカーのおかげで、持ち家の売却時にも壁紙の張り替えは一切行わず、引っ越し時はすべてのアンカーを外してそのまま引き渡しができました。


多少大型の棚でも、ホッチキスを多数使って止める金具などもありますので、将来の引っ越しに備える意味で使用されても良いかと思います。


掃除のポイント『まとめ』

まとめると家の掃除のポイントは次のようになります。家を売る際の査定にも響くポイントなので、自分で出来る範囲は掃除し、多少お金をかけても査定額がアップするなら対応を検討しましょう。


・基本的な「汚れ」

ホコリがあるか、など日常的な掃除で対応できる部分です。


・壁・天井の汚れ

住んでいることで付く壁の汚れです。ピンポイントで黒ずんでいる場合などは消しゴムでもキレイになります。ざっと見回して、気になるところが無いかチェックしましょう。タバコを吸われる場合などは汚れと匂いが壁全体に付きます。この場合は壁の貼り替えが必要です。


またペットが壁紙を傷めている場合は、事前に壁紙を替えましょう。ペットや子供が傷をつけた壁紙は、実際の傷よりもダメージがものすごく大きく見えます。上にも書いていますが、壁紙の張り替えだけならたいした費用かかかりません。家全体ではなく、壁一面だけという張り替えも可能なので、傷のある壁は貼り替えの見積もりを取ってみましょう。


・台所

台所はコンロ周り、水回りをチェックします。コンロ周りは見た目だけではなく、油分が付いてべとべとしていないかもチェックします。レンジフードの内部やファンにべっとり油が付いているようなら、自分でキレイにするのは難しいので業者にお願いしましょう。


・風呂

お風呂は一番カビが発生しやすいので、細かくチェックが必要です。目地・天井・鏡の金具など、隙間部分のカビの量をチェックしましょう。よほど気をつけて掃除し続けていなければカビは発生しますが点々と残っている程度ならともかく、目地がびっしり黒い状態ではかなり印象が悪くなります。クリーニング、場合によっては軽いリフォームのような作業も必要になります。


・トイレ・洗面所

トイレや洗面所は、破損があるなら修理をするか検討しましょう。また洗面所の下は知らない間にカビの発生しやすいポイントです(台所のシンク下も同じ)。荷物を積み出した後の引っ越し後のチェックで、問題がないか確認しましょう。


お掃除グッズは残しておこう!

こう考えると、荷物を積み出した後に時間をかけて掃除をする必要があるのが分かります。しかし、引っ越し時にはすぐに引っ越し先に移動して、荷物を搬入しなければいけません。そこで掃除は、引っ越しとは別の日に行うことになります。


引っ越し時には、掃除用具を適度に残していくようにしましょう。自動車で掃除しに来る前提で考えると、これらの道具が必要になります。


・掃除機
・ぞうきん
・バケツ
・ゴミ袋
・風呂・水回りの清掃道具(お風呂用洗剤・スポンジなど)
・手ぬぐい


引っ越し後には家の中が空っぽです。当たり前のことですが、家の中でトイレも使えない状況というのはかなり不便です。引っ越し後の掃除作業は、効率的なようで、実際にはかなり不便な作業です。「ちょっと周りにある物を使う」という訳にはいかないので、少しでも必要と思われる物はしっかり事前に考えて持ってきましょう。


例えば奥まったところに掃除機が届かないなら延長コードを持ってくる、壁の汚れを拭くのに消すゴムを使うのなら消しゴムを持ってきておく等です。


人に貸すならクリーニング業者に頼むのが吉


上にも書きましたが、家を賃貸として貸し出すのならきちんとした業者によるクリーニングはやっておくべきでしょう。売却に関しても、自分で清掃しただけではまだきれいで無いと感じたら業者にお願いするべきです。


できるだけクリーニング費用を安くあげる方法とは?

業者のクリーニング、といってもほとんどリフォームに近いことをやる場合から、本当に清掃のみで終わる場合まで、様々なオプションが考えられます。


とにかく安くあげるのなら、基本的に自分できれいにし、仕上げだけを業者にお願いすることです。最低限の清掃なら10万円以下、5万円程度から依頼できるはずです。水回りの水垢など、自分ではどうしても取り切れない汚れは残りますので、どれだけ頑張っても仕上げはプロにお願いするべきです。


安くしようと思うと壁紙の張り替えなどはできないので、壁の汚れは自分できれいにする必要があります。壁紙はぞうきんがけと、消しゴムで日常生活の汚れぐらいなら拭き取れます。本当に壁紙の張り替えまで必要か迷うのなら、少し自分で拭いてみて、どの程度きれいになるか確かめてみれば良いかと思います。


業者にお願いすべき掃除のメニューとは?

長く生活しているほど、掃除するにも本格的な作業が必要になります。多いのは換気扇など、台所周りの油分のクリーニング、そして壁紙の張り替えです。壁紙の張り替えは自分でもできますが、やはり業者にお願いした方がきれいですし、これも依頼した方が良いものになります。


また引っ越しに際してクーラーや空気清浄機など電気機器を置いていく場合には、そのクリーニングもやっておく方が親切です。

クリーニングをせずに置いておいた電気機器はまず内部にカビが発生します。これはクレームの元にもなりますし、置いておくほど除去が大変なので次に住まれる方にも迷惑です。このクリーニング費用をケチるぐらいなら、最初から電気機器は処分してしまった方がまだ親切です。


要は、家を売る、あるいは貸すというのは、家を「商品」として売ると言うことです。引っ越し後の家は、一番キレイになるよう、ラッピングする感覚で掃除をすることを心がけてください。


その際にポイントになるのは、引っ越し前後だけで無く、どれだけそれまで丁寧に住んできたかと言うことです。傷の付きやすい椅子や机を、何の保護もせずに毎日動かしているとフローリングの傷が修復不可能なレベルで付いてしまいます。


日常から傷が付かないように、汚れないように心がけて生活していれば、その結果が引っ越し後にも現れると思ってください。

コメントする

このブログ記事について

このページは、hikkoshiyadokari-webcielが2012年2月 3日 09:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「引越し用ダンボールを無料、もしくは格安で手に入れる方法」です。

次のブログ記事は「引越し前後で必要な手続きのまとめチェックリスト」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。